【イベント主催レポート】Google Cloud日本初プレミアパートナーが語る「GCPフル活用のススメ」

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こんにちは!TECH Street編集部です。
【Google Cloud日本初プレミアパートナーが語る「GCPフル活用のススメ」 】のイベントレポートをお届けします♪

今回のイベント概要

インターネットの普及や取り扱うデータ量の増加に伴い、クラウドサービスの利用が普及してきています。数多くあるクラウドサービスのなかでも注目を集めているGoogle Cloud Platform(GCP)のお話をたっぷり90分。

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今回は、クラウドエース株式会社取締役CTO高野遼さんに、「みなさんを笑わせたい」そんな想いも持っていただきながら【GCPのツボ】を語っていただきました!

参加者からは、「GCPの頭文字をつかって高野さんなりのあいうえお作文をお願いします!」という無茶振りな質問などもでてきたのですが(笑)、イベントレポートではそんな参加者からのご質問を含めて当日の内容や、参加者からの感想コメントなどもシェアいたします♪

 

今回のアジェンダ

・Google Cloud Next’20:OnAirのまとめとGCPのアップデート
・GCPをうまく使うツボ
・GCPの学び方
・参加者からのご質問

 

Google Cloud Next’20:OnAirのまとめとGCPのアップデート

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AppSheet

AppSheet とは、ノーコードでアプリケーションを構築できる開発プラットフォーム。App Maker がサービス停止し、それに替わるAppSheetがリリースされました。

Infrastructure

①米国から英国とスペインにつながる海底ケーブルを敷設する計画を発表。
②コンピュータエンジンで使えるインスタンスのタイプが整理されました。

Security

Googlecloudセキュリティベストプラクティスの資料が見れるサイトがオープン。IAM Recommender使用におけるベストプラクティスが公開されました。

Data Analytics

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 BigQueryを他のクラウドで実行できるデータのクラウド間の移動はコスト。「AWS(S3)」から「GCP(BigQuery)」のデータの移動にお金がかかるため、BigQuery Omniを開発。

BigQuery Omniは、AWS/Azureからデータを移さずに、その場で分析実施可能、データの移動にお金がかからないのが特徴。

Application Modernization

Anthos Attached Clusterが発表。EKSやAKSをAnthosコントロールプレーンに接続することができるようになった。

Anthos Config ManagementやAnthos Service Meshをそれらのクラスターに適用可能となる。

ML

Speech to Text API+Translation APIの合成APIが発表。上記組み合わせにより「速度」「性能(精度)」が向上し、音声が自動識別されて翻訳される。

Business Application Platform

API Gatewayが発表。1 つのインターフェースで複数のサービスを利用可能になった。

 

GCPをうまく使うツボ!

高野さんの考える、GCPとの付き合い方、うまく使う方法について紹介。GCPに限った話ではなく「パブリッククラウドとの付き合い方」を話していただきました。

①OSSとプラットフォームの境界を見極めろ!

f:id:pcads_media:20201106185840p:plainGKE、Cloud Run…など「OSSのナレッジ」と「GCP固有のナレッジ」は分けて吸収していくと、学びが早い+パブリッククラウドが変わっても対応できる!

エンジニアのキャリアとしても効率が良く、クラウドにロックインするエンジアにならなくて済む◎ 

②前例主義を打破せよ!!

前例に従うことは、逐一考える必要がなく非常に効率的である一方、考えることをやめることにつながる=前例における「効率」は「状況」に依存している。

ITシステムの領域は、クラウドの出現で別のパラダイムに移行しているが、かつての前例は「今の状況」でもまだ機能するのか考える必要がある。

③打破せよ!!打破しすぎるな!!

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④サポートを活用せよ

クラウドインストラクチャーは、日本語でサポートが受けられるので、どんどん使ってほしい。初めてのトライでは頼りまくろう、基本的に質問し放題です!

質問の際のポイント
 →回答がYes/NOで受けれるようにすること!!
・質問要旨を文頭に設ける
・質問の詳細を後に記載
・質問が複雑になる場合、適宜チケットを分けて調査する
・情報提供の際は【確認した事実】【自分の仮設】を区別する

(番外編)高野さんおすすめの5つのプロダクト

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①Cloud Shell
②cloud Build
③Big Query
④Cloud Run
⑤Kuberuetes Engine

 

GCPの学び方

すでにGCPを使っている方やこれから使う方がどのようにGCPを勉強すると良いのか、そして高野さんも持っているるGoogle Cloud 認定資格を取得するメリットを教えていただきました。

資格を取得するメリット

f:id:pcads_media:20201106172921p:plain・エンジニアとしての市場価値が上がる
・技術的な知識があることを証明できる
・国内企業にとどまらないエンジニアとしてのキャリアを形成することができる

勉強の仕方(自己学習) 

無料から有料まで様々な選択肢がありますが、まずはOSSの勉強からするのがおすすめとのこと◎

GCPのAlwaysFree

主要な20以上のプロダクトが個人で永久無料で使える

Coursera

自分のペースで学習できる講座(動画+文書)

QwikLabs

実際のGCP環境を使用しながら、学習テーマに沿ってハンズオンが実施可能な実践的なラーニングサービス。

Googleのオフィシャルトレーニングでも内部で使われているサービスだが個人でも利用可能(有料)

Googleオフィシャルトレーニング

オンサイトで集合トレーニングが受けれる。講座からのレクチャーとGCPデモ環境を使用したハンズオンを実施し学習できます。

 

イベント中の質問

イベント開始早々から「高野さんイケメンですよね?」という質問(?)も出るなど時間内にお答えできないほど盛り上がりました!イベント中に回答頂いたもの、イベント内で回答できなかった質問への回答を紹介いたします。

(Q)GCPは好きですか

→スキです!むしろ、他のクラウドと付き合ったことがありません!(一途www)

(Q)GCPの頭文字をつかって高野さんなりのあいうえお作文をお願いします!

→G:ゴリラ
   C:チョコレート
   P:パフェ

(Q)AppSheetは、非エンジニアにも使えますか?

→エンジニアでなくても、コードが書けなくても使えると思いますが、そもそも「業務の課題定義」の能力が必要です。

プログラミングという感覚ではなく、システムエンジニアリングとして「システムの意識」が必要です。

(Q)今の時代、セキュリティはGCPにしても他のクラウドにしても、クラウド側は同じような物(どこもしっかりしてる)と思いますが、Googleがお客さん側にセキュリティ意識させるような仕組み・取り組みってありますか?

→IAM RecommenderやSecurity Command Centerといったプロダクトでは、ユーザ自身がなにかをせずとも自動で脆弱性やそれにつながるバッドプラクティスをチェックしてくれる仕組みがあります。

クラウドインフラのセキュリティよりは、ユーザ側の責任であるアプリケーションレイヤーをいかに守るかが大切ですね。

(Q)GCPの活用をするにあたって、企業が陥りやすい失敗パターンとかはありますか?

→GCPというかパブリッククラウドですが、オンプレと同じように使っていてはコストメリットも出なかったりするので、パブリッククラウドなりの使い方を意識することが大事です。前例主義の打破!ですね。

(Q)OSSとの境界、とてもなるほどと思いました。それを学ぶための最短方法って何がありますか?(クラウドエースさんのセミナーとか?本とか?)

→一次情報を必ず確認すること。GCPであれば公式リファレンスを必ず隅々まで読むこと。

(Q)前例主義を打破せよ! ただインフラが変わる、のではなく、それに伴って変化が必要な業務(開発業務等)もあるという事ですね。 これってGCPが特にその意識が必要というわけではないですか?

→パブリッククラウドの共通点は多いです。ただし、使用するテクノロジーによって、それぞれ全く違う体験が待っているので、テクノロジーを理解することが大切です。

(Q)Googleとの直契約よりもリセラー経由の方がお得って聞きますよね。実際のところどうなのでしょう?

→クラウドエースではGCP利用料を3%引きでご利用いただけます!  

(Q)Cloud Shellって無料サービスなのですか? CI/CDって必要ですが、やっぱそういう事まで考えるとエンジニアさんや情シスさんが居ない企業では内製でGCPを回すって難しいですよね・・・

→Cloud Shellは無料です。システム・エンジニアリングとかシステムインテグレーションの能力は、経理や法務などの会社としての必須能力になりつつあると思います。それがない企業では内製は難しいですね。

 

まとめ

当日の発表は以上となります。

「高野さんはイケメンですか?」なんて質問も飛び交う笑いのある雰囲気の中、今後更に普及が予想される「GDP」についてしっかり学べました◎

GDPは、無料自己学習もできるので「気になっている」「今後のためにチェックしておきたい」なんて方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

参加者の満足度・コメント

 

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・また参加します!クラウドエースさん伺ってみたい
・面白かったです。ありがとうございました。
・エンジニア観点でのクラウド活用法を聴けて有意義でした
・ある意味生々しいお話。良かったです。クラウドエースさんだからこそ?

こんな声をいただきました♪

高野さん&運営メンバー集合写真

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参加者のみなさま、登壇いただいたイケメンの高野さん、Mitzさんありがとうございました!次回のTECH Streetイベントでは、Googleが発表した 【Google Workspace】にフォーカス 。

G Suiteから生まれ変わったGoogle Workspaceについて、Google Cloud カスタマーエンジニアとユーザー企業をお呼びして学ぶ会を実施します!詳しくは下記イベントページ詳細をご覧ください。

▼11月19日(木)19:30〜@オンライン 
最新の【Google Workspace】 を知ろう!〜何が変わったの?何ができるの?〜