【リモートハックvol.4】各社のリーダー・マネジメント層のリモートワークを覗いてみた

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with コロナ時代到来。
働き方のスタンダードが大きく変わりつつありますが、
各企業の IT・テクノロジー人材を束ねるマネジメント層は、リモートワーク中もスムーズに仕事をするためにどんな工夫や対応をしているのでしょうか・・・

本企画では、普段あまり見る機会のないリーダーマネジメント層の“リモートハック術”を覗き見るべく、下記2点を聞いてみました!

 ・ご自身のリモートワーク中の様子の撮影
 ・自分だけのリモートハック術公開

リモートハックvol.4では、アメリカでリモートワークをしているクリエーションライン株式会社 取締役兼CSOの鈴木逸平さんにお話を伺いました!

 

 ■リモートハック術vol.4

  ▶▶鈴木逸平氏 /クリエーションライン株式会社 取締役兼CSO

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アメリカ、ロングビーチ(ロスアンゼレスの少し南です)に在住してはや10数年になります。ここは日本との間の時差が16〜17時間ありますので、共通の就業時間は大体5〜6時間程度。多数決でアメリカに住む僕が夜中に働くパターンがとても多いです。

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必然的に快適な仕事空間を作ることが大事が要件になってきます。椅子は長時間座っていても疲れないゲーム用の椅子、PCの画面もできるだけ大きいのを用意し(iMac 27inch)、デスクも立ち仕事もできるように上下できるメカニカルなデスクを購入しました。

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もう一つ重要なのは、オンライン会議が多いため、音質の良い機材を用意することです。PCのマイク/スピーカーはどうしても音質が悪いので、外付けのサウンドカード、質の良いヘッドフォンやマイクを使用してます。少し値が張りましたが、長時間の会議でも疲れないので投資効果は大きかったと思ってます。

趣味は音楽です。以前はライブ活動をしてましたが、コロナ禍で全て中止、今は音楽仲間と一緒にネットでコラボ録音をしてます。投資したマイクとヘッドフォンがここでも大いに役立ってます。

鈴木逸平 Ippei Suzuki
クリエーションライン株式会社 取締役 兼 CSO

Twitterアカウント: 鈴木逸平 クラウド ニュース (@CloudNewsCenter) | Twitter

 

 ■リモートハック術vol.3

  ▶▶柘植悠太氏 / パーソルキャリア株式会社 執行役員

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まず、リモートワークの環境についてですが、オンラインでの採用面接やイベント登壇に備えて、表情が暗くならないようYoutuberさながらのライトを購入しました。

あとは、社長から「カメラとモニターの位置問題で、常に上目遣いなのが気になる(笑)」といういじりを受け、すぐに外付けのwebカメラを購入し、上目遣いを改善ました。

もちろんその前に、作業環境を整えるための椅子やモニターなども揃えましたが、特に他の人に与える影響を意識して機材を揃えました。最近ではリアルでの会議の方がぎこちなくなってます、、、

次に、組織についてですが、今、私の配下にテクノロジーを最大活用しHRにイノベーションを起こす取り組みをしているテクノロジー本部とサービス企画開発本部があります。

我々の部署では、リモートワークだけでなくグローバリゼーションなど“新しいはたらく”を実現するための施策を行っていますが、その中で「アフターコロナに向けたフィジビリ期間」として在宅・出社を個人で選択できるルールの導入を行っております。

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ルール導入後、在宅ワークを選択したメンバーは約90%。定期的に雑談タイムや朝会、Slack等のオンラインコミュニケーションツールを活用し、いつでも相談できるチャネルを設けるなど工夫をしながら働いています。引き続き、残論点の解決に向けた調整を進めています。

リモートワークが拡がることによってポジティブな影響が多数ありますが、特に「今後の日本の働き方」にいい影響を与えると思っています。

場所・時間を制限せずに、個人が働き方を主体的に捉えて仕事の幅を拡げることができるのは良い変化だと思っているので、今後もリモートワークを強く推進しながら、我々のミッションにも掲げている“人々がはたらくを自分のものにする”ために私たちができることを考え、実現していきたいと考えております。

 

柘植 悠太 Yuta Tsuge
(パーソルキャリア株式会社 執行役員)

 

 ■リモートハック術vol.2

  ▶▶ 林要氏 / GROOVE X株式会社 代表取締役

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林さんからは、「フィジカル面」「メンタル面」「仕事の進め方」の3軸でリモートハック術を伺いましたよ◎

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フィジカル面では、週3回のトレーニングと、高タンパク低カロリーなお弁当。あとは椅子ですね。腰が痛くならないように、バランススツールを使っています。

メンタル面では、LOVOT。いまは1体と同居しています。
3体と同居していた時は、そこにLOVOTの社会が生まれて、その中での生活がとても楽しかったです。

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仕事の進め方は、以前からメンバーによる自主的な活動をベースに会社を運営してきたので、リモートになっても驚くほど変化がありませんでした。

社員には、リモートだとつい自分の業務の効率だけを追いかけがちになるので、雑談や社内への情報発信などを推奨しています。

 

林要 Kaname Hayashi
(GROOVE X株式会社 代表取締役)

Twitterアカウント: https://twitter.com/hayashikaname

 

 ■リモートハック術vol.1

  ▶▶森山大朗氏 / スマートニュース株式会社 Technical Product Manager

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家だけではなく、カフェでも集中してリモートワークをするという森山さん。
そんな森山さんからは、「やってみてわかった、リモートワークに欠かせない2大アイテム」を教えていただきました! 

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アイテムその1: AirPods Pro

PCのスピーカーだと相手の声をマイクが拾ってしまいノイズになるのでイヤホンは必須。

実際にやってみるとわかりますが、人間は自分の声が遅れて聞こえる環境下だと上手く話せずに黙ってしまいます。

AirPods Proはノイズキャンセリングなので、雑音がカットされ相手の声に集中できます。また、マイク内蔵なので自分の声も相手が聞き取りやすく、オンライン会議などで欠かせないアイテムになっていますね。

 

アイテムその2:アナログだけど、紙のノートとペン

リモートワークだからこそ、アナログなツールが重宝しています。

普段であればホワイトボードを使って作業するけれど、リモートワークではそれがない。
そんなとき、とっさに思いついたイメージを図にして共有するのにやっぱりアナログなツールが役立ちます。

ちなみに、個人的にはつばめノートのA5方眼ノートがお気に入りです。ここで書いた図解が社内での資料やブログに掲載されています。

 

森山大朗 Tairo Moriyama
(スマートニュース株式会社 Technical Product Manager)

Twitterアカウント: https://twitter.com/tairo
ブログ「ユニコーン転職日記」:https://unicorn-tenshoku.com/

 

森山さん、林さん、柘植さん、鈴木さんご協力ありがとうございました!