【コミュニティメンバー募集中!】
TECH Streetコミュニティ参加フォームはこちら
こんにちは!TECH Street編集部です。
IT・テクノロジー人材のためのコミュニティ「TECH Street(テックストリート)」は、コミュニティメンバーの興味・関心事をテーマに独自アンケート調査を定期的に実施しております。
今回はコミュニティメンバーから気になるコトとして注目度が高い「プログラミング言語」をピックアップ。本調査では、「プログラミング言語」に関するランキング調査を行ってみました。
- 調査内容
- 調査概要
- 調査対象プログラミング言語一覧
- プログラミング言語別年収ランキング(2020年総合版)
- プログラミング言語別年収(2019年と2020年の比較)
- ITエンジニアが保有しているスキルランキング(2020年と2019年の比較)
- まとめ
調査内容
■2020年プログラミング言語別年収ランキング(2020年総合版)
・年収ランキング(20代部門/30代部門/40代部門/50代部門)
■プログラミング言語別年収ランキング(2019年と2020年の比較)
・年収ランキング(20代部門/30代部門/40代部門/50代部門)
■ITエンジニアが保有しているスキルランキング(2020年と2019年の比較)
調査概要
・調査対象:以下①と②の期間に転職サービス「doda」に会員登録を行った20代~50代のITエンジニア
・対象期間:①2019年1月1日〜2019年9月30日/②2020年1月1日〜2020年9月30日
・有効回答数:5,599名
※グラフの構成比は小数点以下を四捨五入しているため、合計しても100とはならない場合があります。
調査対象プログラミング言語一覧
(※言語はアルファベット順に掲載)
プログラミング言語別年収ランキング(2020年総合版)
(※言語はアルファベット順に掲載/赤枠:年代別最高年収/青枠:年代別最低年収)
・20代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「R」476万円、一番低い言語は「F#」312万円
・30代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「R」569万円、一番低い言語は「PHP」467万円
・40代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「R」753万円、一番低い言語は「Go」539万円
・50代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「C++」635万円、一番低い言語は「Objective-C」403万円
20代~40代までは「R」が最も平均年収が高い傾向にあるということがわかりました。
【20代部門】プログラミング言語別年収ランキング
20代部門の言語別年収ランキングは、「R言語」が476万円で1位、次いで「Scala」が440万円、「Objective-C」が407万円という結果となりました。
▼20代プログラミング言語別年収ランキング結果
R:476万円
Scala:440万円
Objective-C:407万円
COBOL :406万円
Perl:405万円
VC・VC++:404万円
Python:403万円
Swift:398万円
Ruby:397万円
Go:397万円
SQL:392万円
PL/SQL:391万円
C++:390万円
C:388万円
VB:382万円
C# .NET 381万円
Java:380万円
JavaScript:378万円
VB.NET :373万円
PHP:361万円
F#:312万円
【30代部門】プログラミング言語別年収ランキング
30代部門の言語別年収ランキングは、「R」が569万で1位、次いで「Go」が562万円、「Perl」が555万円という結果となりました。
▼30代プログラミング言語別年収ランキング結果
R:569万円
Go:562万円
Perl:555万円
F#:550万円
Python:546万円
C++:521万円
C:521万円
Ruby:520万円
Objective-C:519万円
COBOL :514万円
Scala:512万円
Java:505万円
VB:504万円
SQL:500万円
JavaScript:497万円
C# .NET:495万円
PL/SQL :493万円
VC・VC++:489万円
VB.NET :486万円
Swift:479万円
PHP:467万円
【40代部門】プログラミング言語別年収ランキング
40代の言語別年収ランキングは、「R」が753万円で1位、次いで「C++」が633万円、「Python」が624万円という結果となりました。
▼40代プログラミング言語別年収ランキング結果
R:753万円
C++:633万円
Python:624万円
C# .NET :616万円
Scala:608万円
Java:608万円
PL/SQL :606万円
C:605万円
Ruby:603万円
Swift:599万円
Perl:595万円
COBOL:595万円
Objective-C:595万円
VC・VC++:593万円
PHP:586万円
VB:584万円
JavaScript:583万円
VB.NET :583万円
SQL:582万円
Go:539万円
F#:―
【50代部門】プログラミング言語別年収ランキング
50代の言語別年収ランキングは、「C++」が635万円で1位、次いで「Java」が629万円、「C」が621万円という結果となりました。
▼50代プログラミング言語別年収ランキング結果
C++:635万円
Java:629万円
C:621万円
COBOL:618万円
Scala:600万円
Perl:592万円
VB:590万円
PL/SQL:588万円
Ruby:585万円
VC・VC++:583万円
Python:582万円
JavaScript:580万円
SQL:576万円
R:575万円
VB.NET:570万円
C# .NET:550万円
PHP:547万円
Go:530万円
Swift:447万円
Objective-C:403万円
F#:―
プログラミング言語別年収(2019年と2020年の比較)
(※言語はアルファベット順に掲載/赤枠:最高年収/青枠:最低年収)
2019年の20代〜50代のプログラミング言語別平均年収表となります。
調査の結果、以下の結果となりました。
・20代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「Go」512万円、一番低い言語は「VC・VC++」375万円
・30代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「Scala」666万円、一番低い言語は「Objective-C」455万円
・40代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「Go」710万円、一番低い言語は「R」414万円
・50代で平均年収が一番高いプログラミング言語は「Python」928万円、一番低い言語は「PL/SQL」515万円
2019年と2020年を比較すると、期間中にIT業界での大きなトレンドの変化がなかったため大きな変化はあまりなかったという結果になりました。
【19年20代部門】プログラミング言語別年収ランキング
20代部門の言語別年収ランキングは、「Go」が512万円で1位、次いで「R」が464万円、「Scala」が457万円という結果となりました。
▼20代プログラミング言語別年収ランキング結果
Go:512 万円
R:464 万円
Scala:457 万円
Python:438 万円
Ruby:432 万円
Swift:427 万円
Objective-C:426万円
PL/SQL :422 万円
Perl:417 万円
C++:411 万円
SQL:406 万円
COBOL:402 万円
Java:400 万円
VB:399 万円
JavaScript:397 万円
C:396 万円
PHP:389 万円
C# .NET :384 万円
VB.NET :375 万円
VC・VC++:375 万円
F#:―
【19年30代部門】プログラミング言語別年収ランキング
30代部門の言語別年収ランキングは、「Scala」が666万円で1位、次いで「R」が662万円、「Go」が623万円という結果となりました。
▼30代プログラミング言語別年収ランキング結果
Scala:666 万円
R:662 万円
Go:623 万円
F#:600 万円
Perl:598 万円
Ruby:592 万円
Python:574 万円
COBOL :553 万円
PL/SQL :543 万円
C:542 万円
Java:530 万円
VC・VC++:522 万円
C# .NET :518 万円
SQL:518 万円
C++:516 万円
JavaScript:514 万円
VB:510 万円
VB.NET:498 万円
Swift:492 万円
PHP:481 万円
Objective-C:455万円
【19年40代部門】プログラミング言語別年収ランキング
40代部門の言語別年収ランキングは、「Go」が710万円で1位、次いで「COBOL」が609万円、「Objective-C」が607万円という結果となりました。
▼40代プログラミング言語別年収ランキング結果
Go:710 万円
COBOL:609 万円
Objective-C:607 万円
PL/SQL :598 万円
Python:593 万円
Perl:573 万円
SQL:566 万円
Java:560 万円
Ruby:558 万円
VB:550 万円
Swift:548 万円
JavaScript:546 万円
C# .NET :537 万円
C++:518 万円
VB.NET 518 万円
C:516 万円
PHP:502 万円
VC・VC++:471 万円
R:414 万円
F#:―
Scala:―
【19年50代部門】プログラミング言語別年収ランキング
50代部門の言語別年収ランキングは、「Python」が928万円で1位、次いで「VC・VC++」が782万円、「C」が759万円という結果となりました。
▼50代プログラミング言語別年収ランキング結果
Python:928 万円
VC・VC++:782万円
C:759 万円
Java:736 万円
C++:724 万円
VB:703 万円
SQL:673 万円
JavaScript:669 万円
C# .NET :643 万円
VB.NET :619 万円
PHP:616 万円
Perl:615 万円
COBOL :562 万円
PL/SQL :515 万円
F#:―
Go:―
Objective-C:―
R:―
Ruby:―
Scala:―
Swift:―
ITエンジニアが保有しているスキルランキング(2020年と2019年の比較)
ITエンジニアが保有しているスキルランキング(2020年と2019年の比較)では1位~3位に変化は見られませんでしたが、2019年10位「Python」が2020年は6位にランクアップするなど、4位以下の順位変動が見られます。
比較的古い言語として知られている「COBOL」を保有しているITエンジニアが、「C++」と並び4.2%いることがわかりました。仮説として、「COBOL」は数年以上稼働しているシステムで使用されていることが多く、ベテランITエンジニアから引き継ぎ改修する際などに知識として必要になるため、学んでいるエンジニアが多い可能性が考えられます。
まとめ
今回の調査の結果、2020年の20代〜50代のプログラミング言語別平均年収は、20代〜40代までは「R」が最も平均年収が高い傾向にあり、50代では「C++」が最も平均年収が高い傾向にあるという結果となりました。
2019年と2020年を比較すると、期間中にIT業界での大きなトレンドの変化がなかったため大きな変化はあまりなかったという結果になりました。
また、ITエンジニアが保有しているスキルランキング(2020年と2019年の比較)では、1位~3位に変化は見られませんでしたが、2019年10位「Python」が2020年は6位にランクアップするなど、4位以下の順位変動が見られました。
今回の調査結果は以上となります。今後もTECH Street独自のリサーチをしていきますので次回もご期待ください!