“副業”の活性化への第一歩へ、パーソルキャリアがブロックチェーン技術を用いた実証実験を実施

※掲載内容は、2018年4月時点の情報です

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 仮想通貨だけではないブロックチェーン技術

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昨今、仮想通貨やICOの基盤技術として、ブロックチェーンが注目を集めている。そもそも、ブロックチェーンには、「耐改ざん性」「ゼロダウンタイム」「スマートコントラクト」などの特徴があり、幅広いサービスへの流用が可能だ。そこで、パーソルキャリアは、システムインテグレーション事業を展開する日本情報通信と、ブロックチェーン技術に基づいたサービスを開発行うテックビューロとともに、実証実験を実施。

 ブロックチェーン技術を用いた“副業”を支援するための課題検証

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今回の実証実験では、近年注目されている“副業”を支援するためのアプリケーションを開発。検証内容は企業側と社員側の双方の課題に対して行われた。例えば、企業側からすると副業を制度化する上で、社員の労務管理は大きな課題となり、副業を行う個人は、勤務時間の自己管理が大きな負担となる。そこで、ブロックチェーンの技術を用いて、勤怠データを管理するアプリケーションを開発し、以下の課題に対する検証を行った。検証結果は以下の通り。

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本検証結果によると、企業側と社員側の双方のリスクを減らすことが可能になると証明された。パーソルキャリア社では、引き続きブロックチェーン技術の研究を行っていくという。また、グループビジョンである「人と組織の成長創造インフラへ」を目指し、顧客により良いサービスを提供する組織であり続けるために、既存の枠にとらわれず、新たな技術や取り組みを積極的に採用し、社会課題の解決に取り組んでいくとのこと。