【イベントレポート】エンジニアの秋の自由研究発表会

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こんにちは!TECH Street編集部です!

今回は2021年9月16日(木)に開催した、 「エンジニアの秋の自由研究発表会」のイベントレポートお届けいたします。大好評のエンジニアによる、エンジニアのための自由研究発表会第4弾!業務外でITエンジニアが個人的に本気で取り組んだ内容をご紹介いただきました。

登壇者はこちらの皆様。(登壇順に記載)

とは(towa)さん
発明家の小栗さん
ニッチほそかわさん
ななみんさん
木戸 康平さん

それでは、早速ご紹介させていただきます!

 

「転生したらスマートスピーカーだった件」/とは(towa)さん

最新技術やガジェットが好きなバーチャルマーケターとは(towa)さん。前回の自由研究イベントでは、家を建てるために必要な情報を管理するDXアプリを制作したお話をしていただきましたが、今回は家を買った後の新生活を管理するbotを作ってみた!というテーマで発表いただきした◎

通常のスマートスピーカーの機能といえば、音楽をかける、天気を調べるなど・・・これだけでは物足りなくなったとはさん。今回のテーマは、人間の意思決定のほとんどはルーティン化できると気づき、スマートハウス化を進めたいと思うようになったことがきっかけだそう。

そこで、まずはルーティンを作ることから始めます。実は、ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian教授の研究によると、人間は1日に約35,000回決断をしているそうです。さらに、それらの決断は自由意志で決める前に、脳は自動的に何かの判断を下しているのだとか。自分が考えて何かをしていることは、ほとんどがルーティン化できる決断の繰り返しなのだそうです。

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今回はGoogleフォームのアプリを使いルーティンを作成します。こちらは下記5つの手順で簡単に作成することができます。

①要件を整理
②トリガーを設定
③アクションを設定
④テスト
⑤完了

例えば、朝起きて「おはよう」というとスマートスピーカーからニュースや天気を読み上げてくれるなど、日々繰り返しおこなっていることをルーティンとして作成していきます。

次に、チート能力を実装します。IoT家電やデバイスを連携させDialogflowを使ってできることをどんどん増やしていきます。

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Dialogflowを使うと下記流れで、ノーコードでチャットボットを実装することができます。

プロジェクトを作成する

どんなトリガーで呼び出すことができるかを指示するInvocationを作成

その後はどんどんActionを追加

テストして動作確認できれば完了

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Actionは様々な種類があり、テンプレートを使って簡単に実装することができます。

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とはさんはこれを使って自動応答するインターホンを作成。訪問販売の方が来た時に自動で応答してくれています。Dialogflowで作っているのでLINEやSlackに通知するなどの拡張も実施することができます◎

その他にも、Google Nest Hub MaxやIFTTTを使うとさらに拡張の幅を広げることができます。

まとめ

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今回のスマートスピーカーの効能により、下記のような良いことがありました。

・ルーティンで意思決定の負担減
・話し相手ができたみたいでふれあい増
・忘れ物が減る
・時間見てなくてもスケジュール守れる
・自動化されて時間に余裕ができる
・音楽のある生活で優雅な気分になる
・行動範囲が狭いままでも偶発的な気づきが得られる
・笑いが増える

本当に簡単に作ることができるので、ぜひ試して欲しいとのこと!とはさんからは、非エンジニアでも作れる!をテーマにお話しいただきましたが、挑戦のハードルも低くチャレンジしやすそうですね。ぜひみなさまお試しください◎

 

「UIが自由に作れるUIクリエーターって何よ?」/発明家の小栗さん

ロボットやゲームなど様々なものを発明されてきた小栗さん。今回はUIが自由に作れるUIクリエーターについてお話をいただきました!

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小栗さんは、過去にトーキングエイド(携帯用会話補助装置)の開発に携わった経験をもとに、今回の研究をされたそうです。

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小栗さんは、体を動かすことや言葉を発することができない方が、トーキングエイドやオートスキャン、そして呼気センサーを使って、コミュニケーションができるようになった姿に立ち会ったご経験があるそうです。

障がいの度合いや必要とする機能も様々はありますが、UIをうまく使うことで、障がいを持つ方のコミュニケーションを手助けするツールを作ることができます。

今回開発されたUIクリエーターは、PCを操作する新しいUIを誰でも作ることができるガジェット。

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キーボードやマウスやゲームパットで使える操作内容を、UIクリエーターで操作できるようにしました。こちらは、光、画像認識、振動、音声認識、におい、人感、動態、時間、温度、色、電波、湿度、煙、磁気、スマートスピーカー、AIなど様々な外部センターやスイッチにより操作できるのだそうです。

今回はブラウザからブロックを積むだけのノーコードでこちらのRPAボタンを作成。

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ハードの構成はこのような形に。

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このUIクリエーターは下記のような様々な使い道があります。

・通常のRPA/RBAと同じような使い方
・アプリのコンソールボタン
・障がいをもつ方がPCを使える
・PCの苦手な人でもPCを使える
・多人数でのPC利用
・キッティング
・PCのI/O
・いたずら、スパイ活動

現在、小栗さんはこちらの製品化を進める準備をはじめているそう…!今後の開発にさらに期待が膨らみます◎

 

「本当にわらっている?笑顔判定カメラを作った」/ニッチほそかわさん

無人島生活をしてみたりニッチな人を見つけて取材したり、とにかくマニアックなことがすきなニッチほそかわさん。プログラミングに興味をもちプログラマーアイドルのメンバーになった経験もあり、卒業後はITライターとしてIoTエンジニアを取材や、電子工作系YouTubeに出演されています。

今回は、笑顔判定カメラを作ってみたようです!

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ニッチさんは、メッセージでは「わろた」「ウケる」と送られてきた際、本当に笑っているのだろうか...と疑問に思う経験があったのだとか…(笑)

そんなとき、「せめて自分だけでも、本当に笑った時しか笑っていると伝えないようにしよう!」とひらめき、笑顔判定カメラの開発を始めました。

手順は以下の通り。

①自分の笑った顔や声を学習させてAIモデルを作成
②笑顔や笑い声が出ていたらmicro:bitにマークが出る
③マークが出たら、人に笑ったことを伝えてもいい

こちらは、ベータ版のScratchとmicro:bitエディタを利用して開発。

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まずはTeachable Machineで、笑顔や笑い声を学習させ、共有リンクを取得。Scratchの拡張機能を使ってBluetoothでPCとつなげます。

Scratch×マイクロビット×ティーチャブルマシーンで笑い判定機をつくった

無事成功したでも動画はこちら!

youtu.be

製作中はmicro:bitにファイルを転送するために転送用のUSBケーブル(転送用と記載されている)が必要になり、困ったことも。転送用と書いてあるUSBケーブルかはチェックが必要です!

顔が見えにくい今だからこそ、言葉や笑顔を大切にしていきたい、という思いのもと考えついた発明でした◎お子さんでも挑戦しやすい自由研究となりますので皆さま是非挑戦してみてください!

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「サウナIoTのための最初の0.5歩」/木戸康平さん

続いて、IoTシステムobnizを制作しているCambrianRoboticsのCo-Founderである木戸さんからの発表です。早稲田大学 総合機械工学研究科にてロボットの研究を行い、ハードウェア/ソフトウェアの複合領域エンジニアとしても活動。

今回のテーマは「サウナIoT」。サウナが好きすぎて「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格まで取得してしまったという木戸さん。サウナーエンジニアの皆さま必見です!

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サウナはただ熱いだけのものではなく、サウナの入り方には上記のようなお作法があります。まずは熱めのサウナに入った後に、水風呂に入って外気浴をする温冷交代浴を1セットとしてこれを何回か繰り返します。繰り返しているうちに交感神経と副交感神経の働きがサウナの「ととのう」を生み出します。

今回は、自分に最適なサウナを見つけるためにIoTを使います。

サウナ、水風呂、外気浴にも様々な種類があり、それらを組み合わせて「ととのう」を感じますが、何が一番自分に合うのかを見つけていきます。どの工程においても重要な要素は「温度」。ここでIoTを使って温度を計測することに挑戦してみます。

ところがサウナ施設に回路を持っていくことは難しい、そして高温多湿の環境にも気を使わなければいけない。ということで木戸さんは自宅のお風呂場をサウナにするおうちサウナに行き着きました!!

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そこで、プローブ式のBLE湿温度計を購入。AC電源は怖いので乾電池のものを使います。また、心拍数も測り、それらのデータをスプレッドシートに記録していきます。

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データを見てみると、アクティブなゾーンとリラックスのゾーンがなんとなくわかってきます。このアクティブとリラックスが重なる部分が「ととのい」のタイミングとなります。

このように、ととのうタイミングがわかるようになれば、自分にとって最適な温度や最適な時間、最適なサウナの楽しみ方がわかるようになるかもしれません。サウナにすでにハマっている人だけでなく、興味はあるけどまだ試したことがないというかたは是非、サウナIoTを試してみるのはいかがでしょうか◎

 

「キャンプIoTに挑戦!vol.2」/ななみんさん

通信会社に勤務し、自転車シェアサービスの立ち上げやFintechサービスの立ち上げなどを経験されてきたななみんさんですが、前々回に引き続き、キャンプIoTのご紹介です!

前回のキャンプIoTでは、「冬キャンプ×IoT」で寒い環境でも快適にキャンプを楽しむためのIoT温度計、そしてBBQ肉用のスマート温度計に挑戦。今回はライトに注目してキャンプIoTに挑戦したお話を紹介いただきました。

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ライトに注目する理由は以下の通り。

・キャンプ場は暗く、作業のために光確保が必要
・消灯時間が決まっており、夜は消灯、トイレに行くなどのためにはクイックに点灯・消灯する機動性が必要
・最近キャンプ場で盗難もあるため、人が近づいたら点灯するなどして抑止力が欲しい

そこで、今回は、①IoT照明②IoTイルミネーション③応用編:人が近づいたらライトが点灯する仕組みの3つを開発!

IoT照明

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まずはIoT照明から。Amazonで購入したスマートプラグとコンセント型ライトを使います。こちらは光量7000ルクスと、暗闇でも十分明るく、タイマーやスマホで操作することができます。

IoTイルミネーション

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次にIoTイルミネーション。こちらもAmazonで購入した電池式のLEDイルミネーションキットにMaBeeeを組み合わせスマホで操作ができるイルミネーションを作ります。

この2つを試してみて気づいたこと

①IoT照明:ライト自体に「転倒時消灯機能」がついているのでテントが動くと消灯してしまうため、揺れるものに設置するときはこの機能ががないものを選ぶ必要がある。
②IoTイルミネーション:予定通りうまくいったが、設置するのが面倒だった。
③ライトをつけていたら蚊がきてしまう…!
蚊については、Amazon Alexaの超音波アプリを使う、扇風機とスマートプラグで物理的に飛行できないようにしたり、複数の対策を検討しました。

蚊対策を考慮したIoTランタン!

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夏場のキャンプは蚊がきてしまう、ということで、ななみんさんの考える最適なIoT照明はこちら:
テントから遠いところにIoTランタンを設置しておき、テントの中で過ごしているときにもし蚊が発生したら、テントの照明はOFF、テントから遠い位置のIoTランタンの照明をONにすると、蚊がライトの点灯している明るい方向に移動してくれるだろう、というもの!

今回の自由研究のまとめ

・冬キャンと夏キャンそれぞれ別の課題がある
・電源(+Wi-Fi)があれば、試せることの幅が広がる
・キャンプにおいては、設置や設定に時間がかからない、防水性の高いものに勝機がある
・自然界でのIoTハックは楽しい

自然とIoT、一見相反するものに見えて組み合わせると可能性が広がるのは面白いですね。サウナやキャンプはコロナ渦でさらに盛り上がりを見せていますが、エンジニアならではの楽しみ方を追求してみるのも良いかと思います◎

 

まとめ

今回も、創意工夫に富んだ自由研究の数々をご共有いただきありがとうございました!
ここからは、登壇者へのご質問を紹介いたします♬

ビデオオンの参加者の皆さまとの記念撮影

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参加者からとはさんへの質問

“(Q)スマートスピーカーは多様性に対する支援技術にもなるかと思いますが、あまり支援技術とは言われているのをみたことがありません。なぜだとおもいますでしょうか?”
例えば、音声なので視覚障害者用も考えられるとは思いますが、ユーザビリティのところまで考えられてないことが多いのではないでしょうか。(※そもそもそこにスマスピがおいてあるということを視覚障害者に認知させることができていない等)

“(Q)なんのツールでヴァーチャルになっているの?!やってみたい!”
reality(https://reality.app/)というスマホのアプリを本日は使っています。スマホでそのまま映すだけでVtuberになれます!

“(Q)会社でもスマスピ活用していますか??”
最近オフィスに人がいないので使われていないですが、受付や通知をスマスピが音声で伝えるということはあります。

 

参加者から小栗さんへの質問

“(Q)ナムコそんなの作っているのですね、すごいな。”
今は撤退してしまいましたが、当時はその業界で有名でしたよ。

“(Q)小栗さんがナムコ時代に発明したということですか?”
外部からの持ち込みで、ナムコの方で製品化しようと開発しました。

“(Q)ブロックのアプリ、既存のものですか?使ってみたいです”
BlocklyというGoogleのサービスをカスタマイズして、改造したものです。ベースはGoogleのものを使っています。

“(Q)Arduinoに落ち着いたのはどうしてですか?”
Raspberry Pi Picoなどが出て浮気したこともありましたが、キーボードやマウスを使うための機能を使うのに、もっさりとダサくならずちょうど良いのがArduinoでした。

 

参加者からニッチほそかわさんへの質問

“(Q)笑いの思想、今こそ大事ですよ、素晴らしい。どこから発想生まれたのですか?!”
私は笑いにストイックで、人を笑わせたいという欲求があるのです。ですが、友達に「わろた」って冷たく返されると「ムッ」としちゃいます。なので、将来的にはちゃんと友達が笑っているというのも分かるようにしたいです。

“(Q)声も判定に入るの?!”
画像認識で判定して、音認識でも判定しています。顔と声の2軸で判定するシステムにしました。

“(Q)プログラミングは必要でしょうか?”
スクラッチなので、ノーコードでできます。

 

参加者から木戸さんへの質問

“(Q)Raspberry Piとかで使うセンサーってサウナの部屋の温度に耐えられるのですか?素人でごめんなさい。”
センサーにしてもいろいろな種類があります。今回は、耐性が90度くらいあるやつを選んでいます。

“(Q)サウナやったこと無いんだよなぁ、交流が苦手で。でも気になる。”
交流はそんなにしないと思います!黙々と一人で入っている人が多い印象です。

“(Q)ハード機器って、可動温度の範囲ってどの程度でしたっけ?”
大体80度までってパターンが多いので、本体は外に置いてセンサー部分だけ持って行くなどの工夫が必要です。

“(Q)ととのいゾーン、これお金になるのではないですかね?”
本当にやるのだったら、本格サウナを買って、その人にあった(ととのう)サウナにするっていうのはいいかもしれませんね(笑)

 

参加者からななみんさんへの質問

“(Q)ソロキャンでも楽しめるIoTを作ってほしい!”
基本、ソロキャンでやっています。確かにさっきのイルミネーションとか1人でやっていると何やっているのかと思われるかもしれませんが、「こういうのやったよ~」って発信すると1人じゃないですよ!

“(Q)キャンプとサウナとIoT、コラボネタも良いのではないですか?!”
良いですよね。実はマイサウナ買おうと悩んでいます。

“(Q)IoT照明いいな。こういうのってどこで見つけるの?やっぱアマゾン?”
Amazonは次の日に届くのがいいので、使っていますが、時間に追われていなければアリエクスプレスを重宝しています(アリエクスプレスは購入しても届くのに時間がかかるため)。

“(Q)MaBeeeって通信方式はなんでしたっけ?”
Bluetoothです。

 

参加者から皆さまへの質問

“(Q)せっかくだから何か面白い事質問してみたいけど、思い浮かばない。えーっと、自由研究のような楽しみが仕事になった(お金になった)お話あれば聞かせて。”
とはさん:仕事になったこと…ある気も…します…。アイデアの引き出しとして役立つことは結構多いです。
発明家の小栗さん:このスイッチに関しては、興味を持った人にほぼ原価に近い価格で10個ほどお渡ししたことはあります。
ニッチほそかわさん:まだないです。これから発売できたらいいですね!YouTubeは収益化しています!
木戸さん:obnizを発売している会社で働いています。周りの人もそういうことやっているので、その方から面白いキットみつけたら買うっていうことはよくあります。
ななみんさん:私もあります。IoTやっているっていうと、こういうの作ってって言われて、作ったことがあります。また、おうちハックを取材させてとTV局から連絡がきたこともあります。

“(Q)自由研究のテーマってどうやって決めていますか?(自然に決まっていくのかな。自由だし)”
とはさん:新しいもの好きなので、注目のサービスをとりあえず触ってみてというところが多いです。
発明家の小栗さん:先に作って、後付けで無理やりテーマをつけているような気がしています。
ニッチほそかわさん:まだ駆け出しなので、既に例があるものを真似して自分でも作るという方法をとっています。
木戸さん:日常生活でこれ便利かな~と思ったら、作っているという感じです。
ななみんさん:広い戸建てに住んでいると結構課題があるのでいろいろと浮かんできます。あとは、家族にこういうの作れないの?と言われることもありますね。路地に面した庭で犬のフンを片付けない人がいるので、その対策として、時間になったらスプレーをかけるガジェットを作ろうかなと思っています。それ出来たら売れるかもしれないです(笑)

“(Q)みなさん、情報収集とかどこでやっています?研究の勉強とか!”
とはさん:一番多いのは、"やってみた系の記事をみて、ドキュメントを確認して、最新情報を確認する"という流れです。
発明家の小栗さん:必要になったらそれを調べてみる、日常で送られてくるメルマガなどで気になるものはWebで調べています。
ニッチほそかわさん:「ラズパイ」の情報が流れてくるように設定しているので、それを見たり、電子工作のYouTuberを見たりしています
木戸さん:基本的にはネットです。Twitterもよくみます。自分で調べるときはQiitaも多いけど、公式のドキュメント見ていることが多いです。
ななみんさん:私は作りたいものが頭に浮かんで、何センサーかな?→Qiitaで沼にはまっていきます(笑)

“(Q)自由研究者のお互いの研究に対する感想を聞きたいですな。”
とはさん:皆さん、いつもニッチなのですよね。このニッチ同士をくっつけて自分でもやってみたいと思います。
発明家の小栗さん:皆さんの話と発想を聞いていて「あ~そうか」と思って聞いています。めちゃくちゃ凄い発想ではなくても、もっとこうできたら面白いとか聞いていてどんどん発想が出てくるので、楽しく聞いています。
ニッチほそかわさん:私はまだまだなので、私は実用的なものを作っているつもりなのですけど、皆さんのを見ると、こんなに実用的なものが作れるのだとびっくりしています。
木戸さん:全然違う思考でその過程を見るのが楽しいなと思います。製品だと出来上がったものだけど、それができるまでのアプローチが面白いです。
ななみんさん:私はめんどくさがり屋で、コードを書くのを回避しているので、今の流行りはノーコードだし皆もそういうのをどんどん作っていて嬉しいです。みんなクイックに作ってフィードバックして改善する、というサイクルを回しているのがいいなと思いました。

イベントレポートは以上となります!次回のイベントレポートもお楽しみに♪