【連載5】国内発フードデリバリーサービスChompy代表大見氏の戦略と開発の裏側

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こんにちは!TECH Street編集部です。
前回、TECH Streetメンバーが気になるヒト、メルカリ樫田光氏にインタビューをしましたが、今回は連載企画「ストリートインタビュー」の第5弾をお届けします。

「ストリートインタビュー」とは

TECH Streetメンバーが“今、気になるヒト”をリレー形式でつなぐインタビュー企画です。
企画ルール:

・インタビュー対象は必ず次のインタビュー対象を指定していただきます。
・指定するインタビュー対象は以下の2つの条件のうちどちらかを満たしている方です。

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▼第4弾はこちら

www.tech-street.jp

“今気になるヒト”樫田氏からのバトンを受け取ったのは、株式会社シン代表取締役でフードデリバリーサービス「Chompy(チョンピー)」を立ち上げた大見周平氏。

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東京大学法学部卒業。2012年4月にDeNAに新卒入社し、韓国ゲーム事業に参画。2014年4月から「Anyca(エニカ)」の事業責任者を努め、2017年9月、DeNA子会社である株式会社DeNAトラベル代表取締役社長に就任。2018年5月にはDeNAトラベルの売却をし、2019年5月にDeNAを退職。2019年6月に 株式会社シン(Syn, Inc.)を創業。
Twitterアカウント:https://twitter.com/shuheeeeei
※2020年3月31日取材時点の情報です

 

――ご紹介をいただいた樫田さんから、『賢くかつ豪快で人心掌握力もあり、心技体を兼ね備えている』とお聞きしました。ご自身としてはどう自己分析されてますでしょうか?

大見氏:体は、もともとフットワークが軽いので、「この人に会うと双方にとっていいことがあるかもしれない」と思うときは、臆せず連絡します。チャレンジは、今までのキャリア上してきました。でも技、心というのはあまりよくわかりません(笑)。

 

――話しやすい雰囲気、心根の良い素敵な方だというのはすぐにわかるような気がします。東大の法学部のご出身となりますと、一般的にはテクノロジー人材というより、お役所などに就職されるイメージがあるのですが...

大見氏:父が商社マンだったため、南アフリカ共和国で生まれ、3歳までそこで過ごしました。ヨハネスブルク出身の子どもは、当時の日本では大変珍しく、帰国後に日本の幼稚園で、既に自分は異質な存在であると否が応でも感じていました。

一方で大手商社に勤務する父は私に受験勉強を求め、“大学に行くなら法学部”といったような保守本流のレールを期待されて育ってきました。

また“失われた30年”といわれた世代で育ったため、“普通のことをしても先細りにしかならない”という感覚を、すでに中学生頃くらいから持っていました。そういう意味では保守本流の父の期待と、“普通に過ごしていたら難しい”というような時代感との間で揺らいでいましたね。

そのなかで、浪人して法学部に入り、最初に弁護士の資格の勉強をしていましたが、沈み行く国の法律をコンサバティブに守ることに、どのような意味があるのだろうと素朴な疑問を感じました。

就職活動は、保守本流×ビジネスで、しかも尖っているプロフェッショナルな分野へ登竜門としてチャレンジすることが良いと思い、外資の銀行、金融、コンサルタントなどを受けました。マッキンゼーに内定いただいていましたが、2010年当時、ちょうどスマートフォンの黎明期で、FBなどのソーシャルネットワークが登場。常時モバイルでインターネットに接続できる世界にリアリティを感じる時代を迎え、これはビジネスになるなと感じました。

シリコンバレーの起業家たちが、大卒ではない、MBA卒業者が一人もいないというところを見ると、コンサルティングファームや既存のルート自体は陳腐化していると感じました。

無難でモラトリアム機関としては最高の空間ですが、そこからブレイクスルーが生まれるとは思えず、ネット系起業に関心をもちはじめたんですよね。

新しい時代のネット系ビジネスは従来のインターネット産業と比べても、小資本少人数で事業を運営できます。若い人にチャンスがあり、価値があると考えると目指さない理由がないですし、ビジネスをやる以上、起業というのは一つのゴールとしてわかりやすい目標でした。

 

――起業家としてのモチベーションはどこにあるのでしょうか。

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大見氏:私は一般的な起業家よりも遅咲きですし、DeNA出身ですので、インナーサークルには入っていない認識があります。

あまりコミュニティ内で評価をされたいとも思っていませんが…どちらかというと子や孫世代に残せる何かをという思いが強いです。それは去年結婚したからかもしれません。

“幸せになるために生きている”という考えが根底にあり、幸せにしたい対象を考えたところ、限られていて、それをどう抽象的して紐づけていくか、これが起業家に求められていると思います。

やはり、自分の世代、子供たち、孫たちの世代まで広げたときに、フツフツと湧いてくるものが出てきたという印象がありますね。みんなで幸せになりたくて、プロジェクトを実現したい、幸せをお裾分けしたいからという思いで協力する組織ができて、いつの間にか法人という名前の付いたものになっていきます。

 

――DeNAに入ろうと考えた決定打は、どのようなものだったのでしょうか?そして、どのような経験を重ねてこられたのでしょうか。

大見氏:創業者である南場智子さんの存在は大きいですね。

同時に当時のインターネット、特にモバイルの分野において一番勢いがある、かつ非常に優秀な人が集まっていた会社のひとつであったのは間違いないと思います。

入社して最初のプロジェクトは、ゲーム事業を海外に持っていくという事業で、当時は右も左もわからない状態でありましたが、実際に私もソウルに赴任していました。

最初の計画では、1週間の出張予定が結局9か月くらいに伸びてしまった、なんていうことも。そのくらい同時のDeNAは荒っぽいというか、勢いがありましたね。

ソウルでご一緒させていただいた先輩に働き方などをみっちり、付きっ切りで教わりました。当時、付き合っていた彼女よりもずっと一緒にいたくらいですから(笑)

仕事中も隣でしたし、土日も暇なので、よく一緒に過ごしていました。そのおかげで、ひとりのビジネスマンというか、DeNAの社員として短期間に成長できた感覚がありました。

その後、韓国のゲームアプリのプロデューサーにまでなりました。当時、55本のゲームを9か月で展開するといった目標が設定され、責任者がゲームの数に応じて55人いる状況。当然、僕のような若い社員にもチャンスがあり、アプリ開発やプロジェクトマネジメントなど一気に経験することができました。

 

――途中、DeNAトラベルの社長などのキャリアがあったと思いますが、会社がチャンスをくれたととらえているのか、それともチャンスを自分で作ったととらえていらっしゃるのでしょうか。

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大見氏:前者に近いですね。ただ当時から、起業家との付き合いや起業経営に近い仕事をしていたため、自分と起業家との違いを比べる機会が多かったような気がします。

彼らは、毎年の事業計画を組み立て、固定費はいくらが適正なのかなど、細かく考えていました。その後、DeNAトラベルに移籍し、逆に起業という観点ではなく、ビジネスオーナーとして仕事を進めてきました。

結果的には、会社都合で強制的に事業を終えることになりましたが、そこで経営者としてのキャリアを積むことができました。それを踏まえたうえで、社内でやるか、自分で起業するかを選ぶ中、結果として起業を選びましたね。そして立ち上げたのが株式会社シンであり、「Chompy (チョンピー)」というフードデリバリーサービスです。

 

――「Chompy 」という事業を立ち上げた思いの原点、イメージしていた世界観などを教えてください。

大見氏:就職の時から一貫していると思いますが、失われた何十年で、本格的に人口が減っていく中、将来に資する事業は何か?を考えました。

生活や社会のベーシックな部分が劣化していく中、衣食住、移動、通信、コミュニケーションのレベルを見たときにヒントがないかを考えたのですね。同時に海外に何かを持っていかないと国としても個人としても明るい未来はないとも思っていました。

日本人は今までGDP世界3位、経済大国で先進国というプライドを持って生きてきましたが、下降線を辿っていく中で、“二極化をしていくのでは?”という不安をいだいていました。

とはいえ、日本にはまだまだ優れたプロダクトやサービスが存在するのは間違いない。なので、国内で新しい事業を作り、そこに日本の良さが活かされていれば、海外に持っていっても自然に成功する可能性があるのではと考えたんですよね。

日本の優れたもの、例えば食や観光、アニメ、ゲームなどがあげられますが、その中で自分が興味を持てそうなことは「食」でした。日本の「食」は世界遺産になるほど評価されているにもかかわらず、それほど海外で普及しているとはいえず、日本の企業も潤っているとはいえません。

食のサービス事業のニーズを探るため、徳島の移動式スーパーや山口の過疎地で活動しているNPO事業を見学したり、中国やインドのOMO、ネットとリアルの融合であるSFスーパーなども視察しました。

国内の食の課題をクリアしているサービスや海外のテクノロジーを駆使したサービスを一通り見た中で、今のマーケットは大きくなってきましたが、まだまだポテンシャルはあると感じ、海外で日本企業ならではのサービス運営をすることを目指すことにしました。

 

――食のビジネスも様々な切り口が考えられると思いますが、なぜフードデリバリーサービスを選んだのでしょうか。

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大見氏:規模の経済が効いてくる流通業なので、小さい世界観で取り組んでいても、誰も幸せにできないことはわかっていました。

一方で、Uber Eatsなど勢いのある競合や海外からも2~3社参入しているという厳しい状況下、大事なのは、今、飲食にかかわる業界の人たちが、どれだけ日常の食を支えられるものなのか、突き詰めて考える必要があるということです。

例えば共働き世帯の増加により、1週間1回、まとめて配達をする生協がもてはやされたり、ネットスーパーも躍進しています。

ところが消費者は、常に利便性を求めているわけではなく、例えば気分によっては、ちょっと贅沢なものを食べたい、いつもと違ったものを食べたいと思うかもしれません。

外食一辺倒ではなく、中食を考えたときに、数百円後半くらいのおかずだけでもせめておいしいものを購入したいと考えると、コンビニ、スーパーのお惣菜を選ぶのはちょっと違う。そのギャップを埋めるには、いかに人々生活の習慣に組み込んでいくかが重要になります。

弊社ではオンデマンド配達でオフィスのランチを提供しています。オフィス周辺のコンビニを使っている人の需要を獲得するために、『たまごや』の外食版を導入。11時までに注文すると、送料無料で12時から12時半にお届けするサービスを提供しています。他にも40~50の店舗から注文できるので、オフィスワーカーの方には非常に魅力的に映っていると手ごたえを感じています。

 

――最初に目指す場所が他のフードサービスと違うのですね。世界で戦うイメージはあるのでしょうか。

大見氏:EC化が進んだことで、マンションの一室を倉庫兼住宅にして複数のオンラインショップを経営する方が増えています。

食のジャンルは小売ほどではないですが、一つの店舗の中で複数の食のブランドを経営しているというケースも増えています。

日本は食の競争が激しいので、国内で成功したブランドは、海外に持って行ったときに一定の競争力があってしかるべきだと思います。従来の出店戦略では、立地、内装、滞在時間などを考えなくてはなりませんが、デリバリーはそういうことを考えずに済みます。サンフランシスコに『クラウドキッチン』という、来店客のないキッチン設備を持つことができました。

私たちが日本で流行ったブランドを数か月間パイロットリリースするというレールを提供できることができれば、アメリカ進出のきっかけづくりができます。

ユニクロや無印良品、トヨタは、日本でコツコツ作っていたら海外で売れたという過去の実績がありますが、日本の食にもそのような素養があると思います。そこまでやりきれたら誇らしいですね。

 

――株式会社シンを含め、スタートアップで働くITテック人材にとって必要な素養はどういったものだとお考えでしょうか。

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大見氏:物を作ること、新しい仕組みをつくることが純粋に好きな人がエンジニアとして天職だと思います。

スタートアップはアセットがない状態で始まるので、技術はその時点でベストなものを選択することができるので、エンジニアとしても自己表現しやすいのではないかと思います。

給与面においても、スタートアップだからといって一律400万円というような世界観ではなく、徐々にリターンが出やすくなってきています。

大企業に勤めていても保険や年金がいつまで続くのか?という未来の見通せない時代ですので、だからこそ、やりたいこと、楽しいことを念頭においてほしいです。そしてエンジニアの特殊性、例えば仕組みを作ったり、仕組みがうまく機能しているときの喜びは大事にしてほしいですね。

ビジネス担当、デザイン担当、エンジニアのコラボレーションの中でビジネスに向いていないと、ただの技術にこだわっているだけのエンジニアになってしまいます。最近はカジュアルにプロジェクトを作ることができるようになってきていて、例えばエンジニア兼PMといようなタイプが増えてきていますね。

今回のビジネスのように表側は素朴ですが、裏ではかなりレベルの高いものを求められます。リアルが絡むプロダクトの数が増えていくほど、中途半端なエンジニアリングバックグラウンドでエンジニアとしてチームにジョインするのは昔よりバリューが出にくいですね。

 

――厳しい言い方をすればスタートアップでは技術力、スキルがないと通用しないということですね?

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大見氏:そうですね。アプリ完結でネット上において、ただ人と情報をマッチングするというカジュアルなサービスだったら、それほど高い技術力は求められないと思いますが、DXというヘビーな部分に、インターネットを入れていく一方で、UXはライトな環境になります。

そこ切り開いていくには、それなりの実績と技術力が必要です。

特に若い人ほど技術力をつける前にプロダクトをつくるといったマインドにはなりやすいのですが、厳しい技術力が問われる環境で一定期間のトレーニングを続けながら、実績を出すまでエンジニアとして鍛えていくというのはとても意味があることだと思っています。

しかも、起業段階では白紙からの積み上げを求められるので、かなり高いレベルが必要となりますね。

今回のChompyでは、ユーザー向け、配達向け、レストラン向けの3つのアプリを用意しました。

ユーザー向けのアプリは実質一人のエンジニアで作りましたし、マッチングシステムもバックエンドエンジニアが一人で作っています。

そのくらいの人材ボリュームで約3か月間、超ショートピリオドで一定水準以上、さらにはこの業界で最高水準のUI/UXを実現するという目標を設定して取り組んできました。

少人数で3つのアプリを作りきってリリースするという行為自体とてもチャレンジングですし、iOSとアンドロイドの両方を動かせる言語であるFlutterを使ったのですが、もちろん社内でも経験者はいなかったので、そういう意味でもチャレンジングなことでした。

ユーザーアプリという表側では、新しい言語へのキャッチワークを含め、スピーディーに自走できて、なおかつデザイナーやビジネス側とコミュニケーションを取りながら、サービスエンジニアとしてのレベルの高い力量が求められています。

また裏側のマッチングシステムの構築にも高度な技術が必要となります。

レストランが中心となり、タイルごとに空きの配達員のサーチをかけるという仕組みになっていますが、現時点での最適なマッチングするだけではなく、時間を考慮し、配達のルートをチェックしてマッチングをかけるという仕組みを一人のエンジニアが一気に作りきりました。

データベースの構造として一対一の仕組みにしてしまうと後から増えたときにDBをガラッと作り替えなければならないので、一つのデータ項目に複数店舗が入りうるようにしてあります。その分ひとつのデータ項目は見づらいのですが、DB全体として拡張してあります。

 

――スピーディーに費用をかけすぎず、形を変えていくことにも対応できるという凄いシステムを作っていらっしゃる。対応したエンジニアの方々もやりがいを感じたのではないでしょうか。

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大見氏:作るときは非常に苦痛だったとは思います(笑)

しかし生み出した後は、自分が建てた仮説が整合性をもって成立しているのか、していないのか、毎日社会実験しているような感じで、面白かったのではないでしょうか。

どんどん求められるエンジニアの専門性が高まってきています。物流の効率を上げていくときでも、国内に10~20人程しかいない希少な物流専門のエンジニアの方に手伝っていただき、即戦力的にバリューを出してもらっています。

昨今、技術の重要性がどんどん求められてきており、応用する場面も様々になってきています。セグメント化が進行しており、エンジニアとしては、どこに組み込んでいくか躊躇してしまう、そんな時期だと思っています。

基本的には器用にこなせる人がいいのですが、そういう人ばかりではなく、どこに自分の尖ったスキルを作っていくか、自分の直感とか、やりたいことを大事にしてほしいですね。興味が持てないと、長続きしないし、突き抜けられないと思います。そこに正直になるしかないですね。

40~50代のエンジニアが平気で出てくる時代ではないですか。シリコンバレーでも話題になっている話ですが、若いときは“エンジニアって稼げる”という感覚だけで続けている人が、今の時代まで進化し続けるのって難しい。本当に仕事が好きではないと相当苦痛だと思いますね。

 

――ビジネスにおいては、頼りになるエンジニアはそういった方々ってことですよね。

大見氏:そうですね。深堀していて、自分には全く想定しえないソリューションを持っており、まさに技術で乗り越えていく方たちがそれに該当しますね。自分の作ったものを事業にどうつながるのか、それを理解していないと、活躍の場は限定的だと思います。
ビジネスサイドにいる僕にとっては、当然、僕がやりたいことを実現してくれる方が一番良いですよね。弊社のCTOである八木もDeNAで鍛えられた後、メルカリで事業責任者もやっているので、広範囲にわたって知識があり非常に頼りになりますね。

スタートアップにおいては、自らの技術力だけではなく、どの部分にどの人、技術を当てるなど、全体をつかむ力も求められると感じています。とにかくエンジニアとして鍛えられる環境であることは間違いありません。

 

――ありがとうございます。最後に次回のインタビュー対象をご指定いただけますでしょうか。

大見氏:DeNAトラベルで社長をしていた時代にお世話になった@hidekさんにつなぎます。

実際にDeNAトラベルのシステムを刷新する計画を現場エンジニアと連携しながら立てていただいたのですが、「ビジネス」「技術」「組織」を高いレベルで紐付けれる方。

「DX」が一大トレンドになる中、この3つを高次元にバランスを取りつつ推進する人材が求められていますが、まさにそれができる方です。そんな@hidekさんにバトンを渡します。

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以上が第5回のストリートインタビューです。大見さん、ご協力いただきありがとうございました。最後に、大見さんのお人柄が伺える笑顔ショットをどうぞ!

次回は、株式会社メルペイ執行役員 VP of Engineeringの@hidek(木村秀夫)氏にバトンタッチ。今後のストリートインタビューもお楽しみに。

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( 取材:伊藤秋廣氏(エーアイプロダクション) / 撮影:古宮こうき氏 / 編集:TECH Street編集部)